S9X

ストロングホールドロゴ
  • 寸法:幅1420×奥行1250×高さ1905(mm)
  • 重量:420kg
  • 生豆積載量:最小3kg・最大8kg
  • 最大焙煎量:32kg/時間
  • 電圧:三相380V60A(弊社で三相200Vを380Vに昇圧する40KVaのトランスを用意)
  • 定格消費電力:34.3KW

3種類の熱源を自由に操作できる世界初のトリプルヒートシステム機能を搭載しています。
高度な焙煎ソフトウェアと組み合わせることで、一度作成した焙煎プロファイルの複製焙煎も、より正確に安定して焙煎できます。

パワーとバッチサイズがスケールアップ

パワフルな34.3kWのパワー
定格消費電力は34.3kWとハイパワー。さらに排気量をコントロールすることができます。

バッチサイズ:3kg~8kg

最大8㎏まで焙煎が可能。大量のコーヒー豆を一度に焙煎することが多い現場におすすめです。

高い生産能力と再現性

生産量は 1 時間あたり最大 32kg
新しいドラムヒーターの搭載で予熱時間が短縮され、生産量は1時間あたり最大32㎏まで増加。

スマートな焙煎を実現
焙煎プロファイルを正確に再現するだけでなく、焙煎士の作業効率を改善できます。

チャフプロセッサー

焙煎時に出るチャフを自動で分け、上から散水することで、チャフを固め、チャフが舞い散るのを防ぎます。捨てやすく掃除しやすいだけでなく、引火のリスクを減らすことができます。

機能

100%電気式焙煎機

電気式のため制御しやすく高い再現性を実現。ガスを使わず環境にも優しい。

3つの熱源システム
3つの熱源をコントロール

3つの熱源(対流熱・輻射熱・伝導熱)のコントロールを実現。

自動焙煎モード
プロファイルの自動再現

プロファイルを使用し、焙煎の自動再現が可能です。

最大32kgの生産性

生産量は1時間あたり最大32㎏まで増加。 

温度センサー
5つの温度センサー

正確な温度検知により、思い描いた通りのプロファイルを再現。

安全機能
安全機能

豆が高温になりすぎると緊急排出が行われる安全機能が備わっています。

チャフプロセッサー

焙煎時に出るチャフを自動で分け、散水して固めることで、捨てやすく掃除しやすくします。

使いやすいタッチディスプレイ

大画面ディスプレイと、分かりやすい表示画面で、使いやすいタッチディスプレイ。

プロファイルの共有

専用アプリ「スクウェア」を使用し、プロファイルを世界中の人と共有できます。

自動再現モード/手動モード

焙煎プロファイルを正確に再現する自動再現モードと、プロファイルを使わずに手動での焙煎も可能。様々な使い方に対応できます。

高速冷却

焙煎後、冷却バスケットに排出された豆の温度をハイパワーで高速冷却します。

ソフトウェアの自動更新

焙煎ソフトウェア「ROASTWARE」はWi-Fi経由でインターネットに接続ができ、ファームウェアを自動で更新することができます。

設置イメージ

設置について

※S9Xの使用には、三相200Vを380Vに昇圧するために「トランス」が必要となります。
(弊社で40KVaのトランスを用意)

トランス

トランスとは、電圧を変えるために使われる変圧器です。三相200Vを380Vに昇圧するために必要となります。(弊社で40KVaのトランスを用意)

キュービクル

お客様の現在の電気使用環境によりキュービクルの設置が必要な場合があります。ご相談ください。

X シリーズの 特長

01. 世界初のトリプルヒートシステム

ストロングホールドは3つの熱源(対流熱・輻射熱・伝導熱)コントロールを実現しました。
Xシリーズではドラムヒーターが加わることで、より温度を安定することができ、3つの熱源を駆使し、多種多様なフレーバーを引き出すことが可能になりました。

対流熱

熱風ブロワで、ドラム内に強力な熱風と熱風循環を可能にします。

輻射熱

ドラム上部のハロゲンで一粒一粒、均等にダイレクトに熱が浸透します。

伝導熱

制御可能なドラムヒーターで、ドラム表面に触れる豆に直接熱が伝わります。

ドラムヒーター

02. Xレンズ テクノロジー

Xレンズによる赤外線温度センサーで豆の表面温度を正確に測定します。従来はドラム温度と熱風温度に左右され豆温度を正確に測れませんでした。
しかし、Xレンズは周囲の温度に左右されることなく豆の表面温度を直接センサーで計測でき、焙煎過程をより正確に把握することができます。

・5つの温度センサー
(熱風温度 / 排気温度 / ドラムヒーター温度 / ドラム内温度 / 豆表面温度(Xレンズ))

より正確な温度検知により、思い描いた通りのプロファイルを再現することが可能。

・12年間の技術革新

ストロングホールドは、絶え間ない研究開発と世界最高レベルの複製焙煎アルゴリズムで業界を牽引し続けます。

x-lens

03. 最先端の焙煎ソフトウェア「ROASTWARE」

「ROASTWARE(ローストウェア)」は、ストロングホールド社の自社開発ソフトです。

最新のテクノロジーを駆使し、最適なパフォーマンスとユーザー体験を実現。焙煎プロファイルの保存と複製焙煎が可能になりました。

Wi-Fi経由でインターネットに接続ができ、ROASTWAREのファームウェアを自動で更新することができます。

焙煎パネル

3つの熱源(対流熱・輻射熱・伝導熱)をそれぞれコントロールできる世界初の焙煎機です。 ストロングホールド独自のトリプルヒートシステムによって、より一層コーヒーの味わいを自由に広げることができます。

マニュアル焙煎モードでは、 3 つの熱源をコントロールしてオリジナルの焙煎プロファイルを作成することが出来ます。

焙煎画面

焙煎中はリアルタイムで焙煎グラフと温度が確認できます。

焙煎グラフ、経過時間、他にもさまざまな情報が画面上に表示されます。
コーヒー豆の色や香りなど、品質に関する情報もサイトグラス とテストスプーンで確認できます。

Main Features

ストロングホールドは、完全電気式の熱源と最先端の焙煎ソフトウェアに加え、比類のない焙煎プロファイルの再現技術でコーヒー焙煎に革命をもたらしています。

高い生産性

高い生産性

  • 5つの温度センサーによる正確な温度検知。
  • トリプルヒートシステムと、新しいドラムヒーターの搭載で予熱時間が短縮。
  • 焙煎豆をクーリングバスケットに取り出した後ハイパワーで高速冷却。
より優れた効率性

より優れた効率性

  • 焙煎プロファイルの保存と複製により、誰でも同じ味わいに焙煎することが可能。
  • 焙煎プロファイルを正確に何度も再現することにより、焙煎ミスによるコストを削減。
環境に配慮

環境に配慮

  • 完全電気式の焙煎機で環境にやさしい。
  • ガスを燃焼させないので、煙や排出物がなく、より安全に設置・使用が可能。
Morten Munchow Coffee Mind 設立者

ストロングホールドのXシリーズは、実験的な視点でいうと私がいままで見てきた中でも最も先進的な焙煎機です。

赤外線、伝導、対流を個々に操作できるということは、単体だけを意識して焙煎できるということ。それはこのXシリーズが世界で唯一の焙煎機です。

つまり、世界中の焙煎士がこのレベルの機能を用いて切磋琢磨できるという意味で、これは次の次元レベルのテクノロジーといっても過言ではないでしょう。

-Morten Munchow
Coffee Mind 設立者-

私がコーヒーの味わいで一番大事にしていることは甘味とバランスです。このことを意識し、ワールドローストチャンピオンシップで優勝することができました。様々な熱源をコントロールできるXシリーズだからこそ、甘みとバランスを突き詰めることができ、これを達成できたと思っています。

私は的確に調整を行い理想の焙煎プロファイルを作り上げるよう心がけています。ストロングホールドでは私の満足いくプロファイルをシェアし自動再現モードで焙煎することで他の焙煎士にも私の求めている味を体験していただくことができるのも楽しみの一つです。

– Arseniy Kuznetsove, 2019年世界焙煎チャンピオン-

Azseniy Kuznetsove, 2019年世界焙煎チャンピオン